ブログ

2023年09月11日

離婚協議書作成のポイント(記載例あり)

  ○離婚協議書とは。なんのために離婚協議書を作るのか。 離婚協議書とは、夫婦が離婚条件について合意した内容を書面にまとめた文書です。 具体的な記載内容には、離婚に伴う財産分与、慰謝料、子供の親権や養育費、面会交流などがあり、離婚に関連するさまざまな合意事項を記載します。   離婚協議書は、夫婦間の... 続きはこちら≫

2023年09月10日

母子手当のもらい方(高松市の場合)

  児童扶養手当は、18歳に達する日以後の最初の3月31日までの子どもをもつ母子家庭の母親、父子家庭の父親または養育者に支給されます。 今回は、夫婦ともに本籍地が高松市内にあり、離婚後、シングルマザーとなり高松市役所で手続きをとられる方に向け、受給の手続きから支給金額などをご説明します。   目次 ❶具体的な手続の流れ... 続きはこちら≫

2023年09月09日

養育費と税金

  ○養育費として、毎月一定額を支払うことを約束し、これを支払っている場合 養育費は、扶養義務の履行として支払われるものですから、養育費を受け取っても贈与税・所得税いずれの課税もありません。 ○(前倒し未到来分を含めた)一括払いの場合 例えば、月10万円の養育費を5年分、一括で支払ってもらった場合、一度に60... 続きはこちら≫

2023年09月08日

慰謝料と税金

  ○慰謝料と贈与税 本来あるべき慰謝料額に比べて著しく高額な慰謝料を支払った場合、慰謝料という名目を借りて実質的には贈与を行っていると評価され、慰謝料を受け取った側に贈与税がかかる可能性があります。   同じように、慰謝料を支払う理由がないにも関わらず、慰謝料を支払っている場合も、慰謝料という名目... 続きはこちら≫

2023年09月07日

離婚後の健康保険の手続き(夫の扶養から国民健康保険への加入)

  ○「会社員である夫の扶養家族として、妻が夫の勤務先の健康保険に加入していた場合」 離婚後は、夫の扶養家族ではなくなりますので、夫の健康保険から外れてしまいます。 その場合、妻側は、離婚後、自ら国民健康保険に加入しなければなりません。 夫の健康保険から、自ら国民健康保険へと健康保険を変更する手続きについてご説明します... 続きはこちら≫

2023年09月06日

離婚時の年金分割について

  1、年金分割手続(合意分割)の手続きの流れ(3STEP) STEP1 年金事務所で「年金分割のための情報通知書」を請求する STEP2 分割割合を定めた書類を作成する STEP3 STEP2の書類を持って年金事務所に標準報酬改定請求書を提出する   2、離婚時に行う年金分割の種類 年金分割とは、... 続きはこちら≫

2023年09月05日

共同親権について

共同親権の議論が発生した背景事情 ・離婚時に子どもの親権をめぐって父母間の紛争が悪化した結果、一方の親の了承を得ずに子どもを自分の管理下に置く子どもの連れ去りが国内外で問題視された ・離婚後親権を失った親が、親権者に阻まれ子どもに会えない状況への改善が非親権者側から求められている期間が長く続いていた。   共... 続きはこちら≫

2023年09月04日

離婚届の書き方と提出方法

1、離婚届の書式のもらい方 離婚届を提出するには、まず専用の書式を入手しなければなりません。 入手する方法は、大きく分けて次の2つです。   (1)役所でもらう (2)ネットでダウンロードする 以下で、それぞれの方法をみていきましょう。   (1)役所でもらう 離婚届は、市区町村の役所の戸籍を扱う係で受け取ることができ... 続きはこちら≫

2023年09月03日

養育費に含まれているもの、含まれていないもの

Q1 子どもが学校の運動部に所属していて県外の高校との試合で遠征に行ったりとけっこう費用がかかります。部活動にかかる費用は含まれているのでしょうか? A1 「教科外活動費」という名目で考慮されています。  公立高等学校における令和3年度の「教科外活動費」は、3万9395円/年でした(文部科学省:令和3年度子供の学習費調... 続きはこちら≫

2023年09月02日

離婚の種類と特徴

  ○離婚に至る過程は以下の4つの種類があります。 協議離婚:夫婦が合意して離婚する手続きです。離婚届を提出することによって成立します。   調停離婚:協議がまとまらない場合、裁判所の調停員を介して再度話し合う手続きです。 調停員が仲裁役となり、合意が得られれば調停離婚が成立します。  ... 続きはこちら≫

087-832-0550受付 平日9:00~19:00あい法律事務所(香川県弁護士会所属) 最寄り駅:琴電/瓦町駅 JR/栗林公園北口駅

この記事の執筆者

弁護士山口恭平

あい法律事務所

弁護士

山口 恭平(Yamaguchi Kyohei)

取扱分野

家事案件(離婚・男女問題、相続)

経歴

法政大学法律学科卒業後、早稲田大学大学院法務研究科に進学。卒業後、平成26年に弁護士登録。同年のぞみ総合法律事務所入所。平成29年にあい法律事務所入所。平成30年同事務所にてパートナー就任し現在に至る。