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離婚時に必要な養育費と相場
1 養育費の取り決めをしている割合 厚生労働省による「令和3年度全国ひとり親世帯等調査結果」によると、養育費の取り決め状況は、 《母子世帯の母》 「取り決めをしている」が 46.7 % 《父子世帯の父》 「取り決めをしている」が 28.3 % となっています。 2 養育費の取り決めをした場合の平均金額(月... 続きはこちら≫
離婚後でも財産分与できますか?
「財産分与」とは,夫婦が婚姻中に協力して取得した財産を,離婚する際又は離婚後に分けることをいいます。 離婚するときには、とにかく早く離婚したくて、財産分与について話合いをせずに、離婚してしまったという方もいます。 そのような場合でも、離婚の時から2年以内であれば、財産分与を求めることは出来ま... 続きはこちら≫
円満な夫婦関係の根元には何があるのか。 それが損なわれてしまうのはなぜか。
1 夫婦関係の基盤は「信頼と絆」 信頼は、相手に対して信じることや頼ることができるという確信や安心感を指します。 絆は、お互いに感情的なつながりや結びつきを持ち、深い関係を築くことを指します。 信頼と絆は、夫婦関係を健全かつ持続可能にするために最も基本的な要素です。以下にそれぞれの重要性と具体的な要素に... 続きはこちら≫
離婚による精神的ダメージと向き合う方法
離婚による精神的なダメージは、人それぞれですが、以下のような精神的ダメージに直面することが考えられます。 悲嘆や喪失感 離婚は結婚生活の終了を意味し、パートナーや共有の夢や希望を失ったと感じることがあります。この喪失感は悲しみや哀れみ、無力感を引き起こすことがあります。 不安と心配 離婚は想定していた... 続きはこちら≫
別居時の荷物の持ち出し (配偶者と何を持ち出すか相談できない場合)
通常、離婚についての話合いが決着するまでには、相当の期間がかかります。離婚すること自体には、お互い納得していても、養育費や財産分与の話がまとまらないということは珍しくありません。夫婦関係が破綻している状態ですので、話合いをしようとしても感情的になってしまい、話が進まないという事態も想定されます。... 続きはこちら≫
常識・普通のぶつかり合い
夫婦としての時間を過ごしている間に、相手にとっての普通又は常識が自分にとっての普通または常識ではない、という対立が発生することがあります。 1 なぜこのような対立が発生するのか 一般的に以下のような要因が考えられます。 ① 社会的背景や文化の違い 人々は異なる社会的背景や文化に... 続きはこちら≫
離婚後の心のケア方法まとめ
離婚は感情的に大きな負担をかけることがあり、心の傷を癒やすのは時間がかかるプロセスです。 以下にいくつかの方法を紹介しますが、個々の状況に応じて適切な方法を選ぶことが重要です。 第1 感情を受け入れる 離婚による感情は悲しみ、怒り、失望など様々です。これらの感情を否定せず、受け入れることが重要です。 自分... 続きはこちら≫
10年以上別居しているのに婚姻費用を支払わなければならないのか
10年以上別居していて、ほとんど顔を合わせることもなかったのに、 突然、婚姻費用を請求されてしまった、というようなケースの場合、婚姻費用を負担することに躊躇を覚える方もいらっしゃいます。 たしかに、夫婦関係が破綻している場合には、婚姻費用は支払わなくてもよい、という学説もあります。... 続きはこちら≫
夫婦のコミュニケーション改善方法
1 夫婦間の不和が発生する要因について 以下のような要因が一般的には考えられます。 ① コミュニケーションの不足 コミュニケーションは健全な夫婦関係の基本です。しかし、忙しい生活やストレス、日常のルーティンによって、コミュニケーションがおろそかになることがあります。不足したコミュニケーションは、感情の不一致... 続きはこちら≫
離婚原因ランキング
日本の民法では、夫婦の話合いによって離婚条件を含めた合意に言いたることが出来なかった場合、つまり「協議離婚」が成立しない場合は、家庭裁判所で「離婚調停」を行い、それでも解決できない場合は、離婚裁判で決着を図ることになっています。 では、家庭裁判所に持ち込まれた離婚に関する事件において、離婚調停を申し立てる... 続きはこちら≫
この記事の執筆者
あい法律事務所
弁護士
山口 恭平(Yamaguchi Kyohei)
取扱分野
家事案件(離婚・男女問題、相続)
経歴
法政大学法律学科卒業後、早稲田大学大学院法務研究科に進学。卒業後、平成26年に弁護士登録。同年のぞみ総合法律事務所入所。平成29年にあい法律事務所入所。平成30年同事務所にてパートナー就任し現在に至る。