医師の不貞の慰謝料請求において250万円を獲得した事例

依頼者と相手方について 

・相談者 夫           年齢30代  サラリーマン

・相手方 相談者の妻の不倫相手  年齢30代  医師

 

ご依頼の想い

妻は看護師をしている。職場での関係を利用して妻を誘惑した相手方は許せない。

ただ、妻の職場での立場もあるので大事にしたくないし、時間もかけたくない。

 

解決内容

1.相手方は慰謝料として250万円を支払うこと。

2.相手方は、妻に対しする求償権を放棄する。

3.不倫の事実の口外の禁止

4.職務上必要な場合以外の接触の禁止

5.違約金

 

解決までの期間

1月以内

 

 

※求償権

不倫の場合、慰謝料は不倫の相手方だけではなく不倫をしたパートナーも一緒に責任を負うことになります。

たとえば、不倫の相手方から200万円を獲得した場合、不倫の相手から不倫をしたパートナーに対して

200万円の半分の100万円の支払いを請求される(←これを求償といいます。)ことがあるのです。

求償権の放棄とは、相手方に対して不倫をしたパートナーには何も請求しないことを明らかにさせるものです。

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この記事の執筆者

弁護士山口恭平

あい法律事務所

弁護士

山口 恭平(Yamaguchi Kyohei)

取扱分野

家事案件(離婚・男女問題、相続)

経歴

法政大学法律学科卒業後、早稲田大学大学院法務研究科に進学。卒業後、平成26年に弁護士登録。同年のぞみ総合法律事務所入所。平成29年にあい法律事務所入所。平成30年同事務所にてパートナー就任し現在に至る。